こんにちは!
愉快な4人の子どもを育てる母、事務局の木原です。
日曜日に息子3人と東京駅に新幹線を見学しに行き、はやぶさとこまちの連結に母が一番興奮して写真を撮りまくりました。(男の子ママあるある?)
先日おこなわれた保育心理カウンセラー養成講座第3日目「子ども理解」の前半戦をレポートします(^^)
今回から「子ども理解」に入っていきます。
4人の子どもを育てる母として、個人的には一番楽しみにしていた講座です。
前回までの振り返り(自己の再発見)
こんな自分がいたんだ!
前回までの振り返りを少ししていきたいと思います。
5月に行われた2回の講座は「自己理解(自己の再発見)」をテーマに、保育現場における様々な対人関係で(同僚・上司・子ども・保護者・役所の職員etc…)必ず生じる問題の対処法、解決策を学びました。
保育の現場では対人関係による様々な問題が生じます。
問題が生じた時、我々保育者は目の前の子どもやその問題をなんとかしようとします。
その問題に対して、悩み苦しみ人間関係がうまくいかず、もしかしたらうつ病にまで進行してしまう事もあるかもしれません。
しかし自分の心の土台がしっかりとしていて、自分はどんな思考パターンで物事を考え、そしてどんな色眼鏡で他人を見てしまっているのかを知っていると、物の見方が変わり、人間関係に全く悩まなくなるのです。
そうまずは自分という人間を見つめ、そして気づき心の土台を作る所からスタートしました。
次にカウセリングテクニックの【来談者中心療法(傾聴法)】を学び実践研修を行いました。
また自分自身にストレスが加わった時の対処法【ストレスコーピング】(ストレスとうまく付き合うテクニック)を学びました。
そして【リフレーミング法】と【アサーショントレーニング】により、日常の対人関係場面での「上手な主張の仕方」と、人間関係能力を高めていく「自己表現のトレーニング」を行いました。
講座の最後には、一人一人が保育者として【覚悟】を堂々と言い合いました。
ここまでが前回の講座の内容になります。
オリエンテーションと私の2週間
では、前置きが長くなりましたが【第3日目】のレポートをしていきたいと思います。
恒例、私の2週間コーナー!
前回の講座を受けてから2週間自分自身の変化や出来事、そして宿題の感想を発表していただきます。
前回の宿題は
- 「呼吸法を日常生活に取り入れよう」
- 「毎日鏡に向かって自分を褒めよう」
- 「不平不満悪口文句の言葉を使わないと決めよう」
- 「今日までに出会った最も苦手な人に対して感謝の手紙を書く」
でした。
上の3つは、日常生活の中に習慣として取り入れるものになっています。
やってみた感想をそれぞれ発表していただきました。
意識はしていたものの、普段やらないことを毎日行う事は難しかったという感想が多かったです。
そう、これは当然の事なんです。
今までやっていなかった事を、行動習慣にするのって脳の構造上3か月かかると言われています。
さらに思考習慣を変えていくのは一般的に6ヶ月もかかるんです。
だから完璧にできるはずがないんです。
しかし、宿題があったというだけで、ストレスが加わりました。
これは、「緊張」という良質なストレスです。
自分を変えていきたい!改善していきたい!
そんな気持ちから、自分自身にかけるストレスはとても良いものなんです。
適度に良質なストレスを自分自身にかける事は自己の成長に繋がります。
ですから今後もこれは使える!というものは積極的に取り入れて習慣にしていけたらいいですね(^^)
最後の宿題は(提出のみ)かなりヘビーなものになっていましたが、前回までの講座を良く理解していて、自分の気持ちをリフレーミングし、苦手な相手に対し自分の思いをしっかり伝えられていてとても素敵でした!
単位7: AI時代を見据えた新保育所保育指針
新保育所保育指針から見る保育者の役割とは?
では、本題に入っていきます。
子どもを保育する上でまず、前提として理解しておかねばならない保育所保育指針を見ていきます。
今「しておかねばならない」と書きました。
そうなんです。
児童福祉施設最低基準35条には、「保育の内容は保育所保育指針に従う」と法で定められており、
そして保育所保育指針には「法の遵守は施設長の責務」と書かれています。
ですから我々保育者一人一人が、保育所保育指針をしっかり読み込み、理解しておかねばならないのです。
これは、法律なんですね。
よく保育士さんが施設長(園長)に文句を言ったりディスったりていう話を聞きます。
ちょっと分かって欲しい。
園長先生って結構大変なんです。
もう、ありとあらゆる制約が設けられているんです。条例や基準に従わなきゃ保育所が運営出来なくなるって事もあるんですよね。
そんなこと言っても理不尽な園長だっているんだ!ってゆう様なご意見はここでは割愛します。
話は逸れましたが、保育所の保育は、「法の上に乗っかっていなければならない」んです。
図で表すとこんな感じです。(図左)
保育所の方針や理念は法を踏まえた上で定められて、そこをベースに日々の保育があるんですね。
また、上記とは別に労働基準法というのもあります。(図右)
これは、設置者と保育士さんが交わすもので、設置者はここを守らねばならないんですね。
就業規則にサービス残業とか無給の持ち帰り仕事なんて書かれていますか?
そんな事したら完全にアウトですね。
この労働基準法が守られていなければ、当然職員の不満は生まれます。
不満が募れば保育の質は上がるわけがないという事です。
まずはここをしっかり頭に入れていきたいと思います。
園長先生にも保育者一人一人にも、それぞれが「保育観」というものを持っている事と思います。
その一人一人「保育観」は保育所保育指針をベースになっていますか?
では、その保育所保育指針を考察していきましょう。
保育所保育指針が示す保育の目標とは?
では、保育所の目標について考えていきましょう。
そもそも保育とはなんでしょうか?
保育の由来は、保護と教育が合わさり保育になっています。
保育所保育指針の示す保育の目標とは、
「現在を最もよく生き、望ましい未来を作り出す力の基礎」とあります。
未来をターゲットにし、現在を最もよく生きることが大切だと言えます。
教育に力を入れている園もあります。
しかし、今現在子どもが泣いていたり嫌がっていたりしていたら、その子は今を最も良く生きていますか?
子どもの表情は如何ですか?
行事に力を入れる園もあります。
しかし、今現在子どもは自ら楽しんで行事の練習に取り組んでいますか?
子ども達は笑っていますか?
伝統だから?親の為?
ちょっと問題提起をしてみました。
具体的な保育の目標は6つに分かれています。
①様々な欲求を満たす
②様々な習慣や態度心身の健康
③人間関係能力
④生命自然社会への興味関心
⑤言葉への興味関心
⑥様々な体験を通して豊かな感性を育む
一人一人には様々な欲求があります。
生理的欲求があります。愛情欲求もあります。安全欲求も承認欲求も自己実現欲求だってあるでしょう。
そういった欲求を満たしてあげていますか?
そして、心身の健康の為の習慣を作る。(睡眠、食事、排泄、歯磨き、お散歩…等)
保育所保育指針で一番多く書かれているのがこの人間関係についてです。対人関係から養われるコミュニケーション能力、協同性、自主性、主体性、やり抜く力など(非認知能力)を育んでいこうというものです。
また自然の中で学ぶ生命に対しての尊さや社会への興味関心を持たせてあげる体験をさせてあげる事も必要です。
そして人間は言葉によって思考し、言葉でコミュニケーションをとります。
言葉は人間にとってものすごく大切なツールですね。
最後に様々な体験を経験し豊かな感性を育みます。
嬉しい楽しい怖い痛いびっくりした、対人関係の中で喧嘩をする事も成長過程であり大切な体験です。
そんな沢山の経験のなかで、望ましい未来を創り出す力の基礎を養ってきくという事です。
では、この6つの目標を行うのは誰ですか?
この講座で良く出てくる大原則です。
そう保育者ですね。
保育者がこの保育の目標を自分自身に当てはめてみて下さい。
子どもの手本者は保育者です。
子どもは、手本者をみて学び育ちますね。
ぜひ自分自身にフィードバックしてください。
自分が保育の目標に興味を持ち目指してください。
だって保育者は子ども達の手本者なんです。
ですから、我々保育者は保育所保育指針をしっかり読み込み理解しておかねばならないという事なんですね。
実は保育所保育指針の第5章に
「保育所は質の高い保育を展開する為、絶えず一人一人の資質の向上、職員全体の専門性の向上をはかるよう努めなければならない」
とハッキリと記されていたんです。
ちょっと重たく感じてしまうかもしれませんが、保育者としての自分をブラさない為にも少しずつでも読んで行けたら良いのかなと思います。
保育の困った体験談
次の講義に入る前に、グループに分かれ、自分が今まで経験した保育現場(対子ども)での困ったなぁと言う体験談を話し合いました。
現場の人間だからわかりあえる生々しい体験談を話していただきました。
では皆さんの沢山の困った経験を踏まえ、育てにくい子ども、第一次反抗期の子どもとどの様に対峙していったら良いのかを考えていきましょう。
前提としてこの講座は、子どもを変えようとかこの手を使ったら言うことを聞いてくれるとか泣き止むとかその様な話ではない事を頭に入れておいて下さい。
そもそも人を変えようなんて、子どもに対してであっても、やれないし絶対やってはいけない事でおこがましい行為であると講師は言います。
では、子ども達一人一人を個体差のある一人間として、意思・人格を尊重し、それぞれの発達過程に応じた関わりを考えていきましょう。
一番重要視しなければならないのが、子どもには全て個体差があるというところです。
全体活動をしていると、必ずその集団から溢れる子どもがいます。
切り替えが難しかったり、ずっとプラレールをやっていて動かなかったり、ご飯を食べなかったり、ずっと走り回ってるとか、大声出すとか、輪を乱す様な子は必ず存在します。全体の2割はいるんです。
「育てにくい」と言われる子どもが。
いてあたりまえなんです。
この様な子どもを変えようと思うこと自体がおごりであると講師は言います。
上手い声かけをして輪の中に入れてあげよう、沢山褒めて苦手な物も食べられる様にしてあげよう、、
頑張るんです保育者は。
でも子どもは「今」プラレールで遊びたいんです。
「今」はその野菜は食べたくないんです。
子どもに共感し子どもの目線に立って、立場になって物事を考えることが重要なポイントです。
ひそひそ面談法の手法と実践
子どもにストレスが加わり、泣いていたり暴れていたりする事が良くありますね。
ここで、子どもの成長発達にもとても効果的な「ひそひそ面談法」を紹介しました。
この手法は、講師の50年の教育業界の経験から編み出したものです。
この手法は、赤ちゃんのお人形を相手に実際に実演していきました。
実演の様子はYouTubeにアップしておりますのでぜひ見てみてください。
単位8:5つの“みる”と3つの“きく”で子どもをさぐる
子ども達の特質を伸ばしていく上で、一番影響のある我々保育者(人的環境)は、子ども達に対しどの様にアウトプットしていったら良いのでしょうか?
それをしていく上で、この5つの“みる”と3つの“きく”が必要になっていきます。
まず、みる
みるというとどの漢字を思い浮かべますか?
①見る(視界に入っているものをみる)
②観る(視野を広くみる)
③診る(言葉で問いてみる)
④看る(手で触ってみる)
⑤視る(目で見えない心の中をよーくみる)
⑤の視るは神様に関係している字で、神的にみるという由来があります。
物理的に直視出来ない心の中をよ〜く視るという事ですね。上の四つのみるを駆使すると⑤の視るが見えてくるんだそうです。
そして、きく
きくはどうでしょう。
①聞く(物理的に聞こえてくる音声をきく)
②聴く(心できく)
③訊く(訊ねてみて言葉によってきく)
保育者はこの“きく”と“みる”をよく駆使していく事で、子ども達の心をさぐり、一番影響力のある人的環境としてのふさわしい行動で子どもたちが自立していく方向に導いてあげる手助けをしていく事ができます。
アクティブリスニングの実践
カウンセリングテクニックのアクティブリスニングを実践し、子どもの言っていることを100%無条件に受け入れると言う傾聴法を学びました。
先程出た3つのきくで子どもの話や心をよくききます。
その習慣ができると、子どもが自身の為に考える力を身につける為の手助けが出来る様になります。
子どもと繋がる7つの習慣
①応援する
②励ます
③アクティブリスニング
④信頼する
⑤尊重する
⑥違いを話し合う
⑦受け入れる
子どもとぶつかる7つの習慣
①批判する
②責める
③文句を言う
④脅かす
⑤罰する
⑥目先の褒美
⑦小言を言う
こんなことも紹介しました。
単位9:各年齢児における保育心理
つぎに、子どもの各年齢の保育心理を、子どもの目線から考えていきます。
実は保育所保育指針は「大人目線」で書かれているものです。
「子どもというのは〜だから〜な支援をしてください」
という様に上からの目線でもって書かれています。
保育者が保育を行っていく上で、子どもってこの時何を考えているんだろう、何を求めているんだろう、何がしたいんだろうって子どもからの目線で考えて行かないと、一方通行になってしまうというわけです。
上からの立場でしか考えられていないと、本当の意味での「子ども理解」は出来ません。
では各年齢児のその時のその状況に立って考えてみましょう。
乳児クラスにおける保育心理
慣らし保育を始めたばかりの赤ちゃんは、何を考え何を感じていますか?
ハイハイの探索を始めた赤ちゃんは、何を考え何をしたいのでしょう?
歩き始め探索遊びが盛んになった1歳児は、何を求め何がしたいのでしょう?
討論しながら考察していきました。
乳児クラスの指針が示す保育の要点は3つです。
①心理的欲求を満たす
②生理的欲求を満たす
③十分に遊びながら体を動かす
まだ話せない赤ちゃんの欲求を大人目線で決めるのではなく、子どもは今何を考えていると思う?子どもは何を求めていると思う?何を感じてる?という目線で、自分自身や保育士に問いかけていくと子どもとの良い信頼関係に繋がっていくと思います。
また保育の原点に迫る愛着関係(アタッチメント)の重要性についても考えました。
第一次反抗期における保育心理
次に1〜2歳児の第一次反抗期の子どもの心理を考えていきます。
さあ、イヤイヤしている子どもは何を感じ、どうしたいのでしょう?
この年齢になると、言葉での主張が出来るようになるので0歳から比べるとコミュニケーションは取りやすくなります。
何がしたいか何を求めているか、何となくはわかるから感情移入ができますね。
ですから、このディスカッションはとても盛り上がりました。
気持ちは分かるけれど理不尽な欲求に戸惑うといった感じでしょうか。
指針の示す1〜2歳児の保育の要点はたった2つです。
①生理的・心理的欲求を満たす
②自分でしようとする気持ちをうながす
例えば、みんなでお散歩に出かけて公園で遊んでいます。A地点からB地点に移動してお花を見ようという事になりました。
移動中1人の子がアリの巣を見つけて遊び始めました。
そんな時あなたはこの子をどうしたいと思いますか?
この子どもの生理的心理的欲求を満たし、自分でしようとする気持ちを促すにはどう対応しますか?
あなたの保育は子どもが自分でしようとする気持ちを尊重できているでしょうか?
問題提起をし前向きなディスカッションをしていきました。
できていない!と自分を責めるのではなく、こういう時こんな対応ができるな。とかこんな考えもあるんだという事に気づくために、ディスカッションが度々設けられています。
3~5歳児における保育心理
続いては、3〜5歳児の集団的な関わりについて考えていきます。
保育は一貫していなければいけません。
0歳から幼児期のおわりまで。
ずっと続いていくものです。
先程お伝えした0〜2歳児の保育所保育指針における保育の要点をしっかり抑えていれば、集団的な関わりというのは、3〜5歳児になれば保育者があえてやらせようとしなくても、自然に身に付いてきます。
自分に見合ったお友達と自らコミュニケーションをとりにいきます。
もちろん全員ではありません。
全体の2割は1人で遊びたいという子は必ずいます。
その事を踏まえそれぞれの保育所の3〜5歳児クラスの子ども達の心の叫びを子どもの目線から話し合っていきます。
集団的な関わりについて考えていますが、ここで子ども達の全体遊びを保育者が組織していたら、それって子どもにとって遊びになっているのか?
という疑問がでてきました。
興味深いですね。
例えば、保育者が全員で出来る手遊びゲームを組織したとしましょう。
子ども達はとっても盛り上がって楽しんでいます。
しかしこのゲームという枠には自由はありません。
手遊びゲームではありますが、保育者が仕切っていて、その決められた枠の中で楽しむ事になります。
終わった途端それぞれが違う遊びを始めます。
自由じゃないと子どもにとっては遊びじゃない様にも思えてきますね。
詳しくは、次回主体性保育について深く学んでいきます。
キーワードは、「自由」と「時間」です。
楽しみですね!
幼児期までに育ってほしい10の姿
新保育所保育指針には「幼児期までに育って欲しい10の姿」というものが加わりました。
①健康な心と体
②自立心
③協同性
④道徳性・規範意識の芽生え
⑤社会生活と関わり
⑥思考力の芽生え
⑦自然との関わり・生命尊重
⑧量・図形、文字等への関心・感覚
⑨言葉による伝え合い
⑩豊かな感性と表現
これをみて、当たり前にできている!という園と、こんな事幼児期の終わりまでに出来る訳がない!という園と両極に分かれるんですよね。
ではあなたの保育所はこの「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」をどう捉えていますか?
異年齢児たて割り保育における保育心理
最後は異年齢保育における「伝承保育の効用」についての講義です。
「伝承遊び」というものがあります。
古くからある遊びを上からの下へ受け継いでいくというものです。
異年齢保育をしているとこの「伝承」が自然にされて行きます。
遊びを教えるのも、困っている子がいたらサッと助けてあげる優しさも、喧嘩の仲裁も全部伝承され、毎年年長さんになると全ての子ども達がリーダシップを発揮していきます。
- 生きる力
- 知識力
- 成長スピード
異年齢保育で育つと、この3つが格段に高いとされています。
この異年齢保育については、講師の50年の教育人生の中での経験が基になっています。
講師の保育所は20年間異年齢自由保育をされています。
異年齢で生活していると、何かできない子や困っている子がすぐ横にいるのが当たり前の環境。
また色々な特性を持つ子ども達もいる中でも保育室がとても平安であると言います。
異年齢保育の講義の中で一番印象的だった事例が、
ある日保育室を掃除するので部屋を半分仕切ってその半分の遊ぶスペースに、井形ブロックをバーンと真ん中に置きました。
すると0歳から6歳児の子ども達がその一つのおもちゃに寄ってきます。
観察していると、年齢が上の子達はその井形ブロックで集団遊びを始めます。みんなで協同して一つのものを作っています。
2歳児は大きい子の真似をしながら横で一生懸命組み立てようとブロックを横に並べたり上に繋げたりしています。
1歳の子も大きい子の真似をしながらブロックを叩いたりして繋げようとしています。
0歳の子はブロックを舐めて回っている。
一つのフロアで一つのおもちゃで全年齢児の子ども達それぞれが発達段階に応じた遊びをしている。
とても面白く興味深い事例ですね!
社会学者や大学教授がいくら科学的根拠を並べても、やはり現場の声が一番のエビデンスになるのだという事がわかりました。
今回の講義は、子どもを理解する上で「保育の基本原則」を学び、そして「各年齢児における保育心理と子ども理解」を考察していきました。
次回は、午睡、食事、トイトレのあり方を考え、そして育てにくい子とどう向き合うか、を学びます。
主体性保育についての講義も設けられています。
また次回もレポートしていきますね。